ガンプラを作ってみたいけど道具は何を揃えればいいか分からない・・・
今回は、どこまで手を加えるかで揃える道具の数も変わって行きますので大まかに分けて説明していきたいと思います。
道具の種類
まずはどんな道具がオススメかを紹介する前に、初めての方でも分かるように
最低限必要な道具を紹介していきます。
ステップ.1ほぼ素組みで満足できる道具
まずは素組み(塗装を行わなずそのまま組み上げる事)をメインに最低限必要な道具を紹介していきます。
ニッパー
これがなくては始まりません。HGの簡単な作りのやつなら「爪切り」でも作れなくはないですが安いやつでも十分役立ちますのでニッパーだけは持っておきましょう。
アルティメットニッパーなどの高いニッパーなどがありますが最初は安いやつで十分です。
ですが、塗装を行わないのであれば、安すぎるニッパーだとゲート跡が目立ってしまう可能性がありますので、可能ならばワンランク上のニッパーにしておくと作業がスムーズに行えますのでオススメです。
紙ヤスリ+鉄ヤスリ
紙ヤスリと鉄ヤスリはどこで使うかと言うと、ニッパーで切断した後のゲート跡を鉄ヤスリ→紙ヤスリの順番で綺麗に慣らして行くのに使います。
基本的な使い方は鉄ヤスリでゲート跡を平らにして、400番or600番→800番→1000番の順番で磨いて行きましょう。
塗装しないからヤスリは必要ないと思う方もいるかもしれませんが、ゲート跡を消すだけでもプラモ感が薄れますのでめんどくさがらずにしっかりこなしておきましょう。
艶消しクリア(トップコート)
塗装場所も道具もない!って方でも缶スプレータイプがありますので公園などで気軽にトップコートを吹くことが出来ます。こちらでオススメしているのは「艶消しトップコート」です。
トップコートを行う理由ですが艶消しスプレーを吹くだけで、安いプラスチック感が消え、見違えるほど高級感が増しますので、まだ一度もやった事がないという方は騙されたと思って吹いてみましょう。
再度言いますが「見違えるほど高級感が増します」
また、墨入れをしてみたいという方もトップコートを吹いておくと破損のリスクを減らせまますので是非オススメです。
人体に影響が少ない「水性塗料(アクリル)」のトップコートがオススメです。
ラッカー系は塗膜が強力ですので慣れてきたらそちらを使ってみましょう
注意:湿度が高い時にトップコートを吹くと白化と呼ばれる現象が起こりガンプラが真っ白くなりますので雨などの湿度が高い時は避けましょう。
墨入れ
墨入れ作業は、既存のモールド(外装パーツのスジ)に黒やグレーの墨を流し込みディテールをアップさせる作業です。
墨入れ塗料にも水性(筆タイプ)とエナメル(流し込みタイプ)の2種類あり、塗装までこなす方はエナメル塗料の流し込みタイプを使いますが、素組のままエナメル塗料を関節部位の内側まで流し込んでしまうと破損してしまう恐れがありますので
もしもやるならトップコート後→流し込みが安全でオススメです。
墨入れをするだけで情報量がかなりアップしますのでこちらも簡単な割に情報量が多くなりディテールアップに繋がりますのでオススメの作業工程になります。
また、エナメル塗料の流し込みの場合はエナメル溶剤ではみ出た塗料を綿棒などで拭き取らなければなりませんので、下記リンクのセットで購入するか個別で買っておきましょう。
まとめ(ガンプラ初心者への工程表)
まずは気軽にガンプラを楽しんでほしいので以下の工程がオススメです。
1.まずはニッパーで施工し、そのまま組む
2.トップコートをしてみる
3.墨入れをしてみる
ガンプラを最大限気楽に楽しむための工程はこれだけです。
気になる所を改造したくなったらその都度道具を購入していきましょう。
道具の購入の優先度順は
ニッパー・ヤスリ類・デザインナイフ>トップコート>墨入れ道具>です。
慣れてきたらさらに瞬間接着剤>塗装道具>ピンバイス>スピンブレードあたりの順番で購入していきましょう。
カッターマットや工具入れ、その他ガンプラで使える小物類は全て100均で手に入りますので、慣れてきたらそちらも併せて購入して快適に作業できるようにしていくのがベストです。
工具類は安い物よりいい物を買っておくと作業効率や快適度合いが大違いですが、とにかく安く揃えたいって方はセットの購入も全然ありだと思います。
最後に
最低限の道具を揃えたら次はいよいよガンプラ本体を選んでいきましょう。
好きな機体があればそちらが一番ですが、最初は簡単に組み立てれるやつを最初に組み立てるのがオススメです。
あまりにもパーツ数の多い機体を最初に選んでしまうと、時間が掛かりすぎて墨入れはおろか、制作自体をやめてしまう可能性があり楽しめませんのでHGの一般的なやつをオススメしています。
もちろん、オススメのHGキットはこちらブログで紹介しています。
そして、慣れてきたら合わせ目消しやスジボリなどのディテールアップに挑戦していきましょう。
https://torahugublog.com/hajimetenobipura1/
https://torahugublog.com/oudou-syoukai10sen/